看護師がうつ病で退職してしまう・・・
私が転職サイトのコンサルタントを始めた時に、とても驚いたことの1つに、看護師さんにはうつ病になってしまった人、過去にうつ病になった経験がある人がとても多いことです。
特に、20代前半から半ばの経験がまだ若く、若い看護師さんに多かった気がします。
看護学校を卒業して入職したばかりの看護師さんが、人間関係でストレスを抱え込み、うつ病や適応障害を患うケースがとても多いんです。
看護師という仕事は、患者さんの命を預かる責任の大きい仕事です。
新人看護師であれば、先輩看護師の厳しい目がある中で、業務を覚えてミスなくこなさなければいけない為、どうしてもストレスが抱えってしまいがちです。
本来であれば、休みの日にしっかり休むことでリフレッシュできたり、気分を切り替えることができるのですが、新人看護師の場合にはそうもいきません。
休みの日には、復習や予習をしなければいけないですし、たまの休みにも研修や勉強会で出勤しなければいけないなんてこともよくあります。
慣れない夜勤も重なれば、自律神経も乱れてしまいやすくなります。
休みがしっかり休めないことで、心身共に疲弊してしまいやすいのです。
まさか自分に限ってうつ病なんてならない!と思っている看護師さんでも、うつ病になってしまい自分自身でショックを受けてしまっている方も多くいましたよ。
- 夜眠れない
- 食欲が急になくなってきた
- 体重が急激に増減した
- 焦燥感が出てきたり
- 仕事中に動悸がする
- テレビを見ても面白くない
他人事とは思わずに、こうしたいつもと違う身体の異変に気付いたら、危険信号と考えて心療内科を早めに受診するように心がけてくださいね。
うつ病になった看護師はどんなところに転職したの?
では、うつ病になってしまった看護師はどんなところへ転職しているのでしょうか?
休職をして十分に病状が回復すれば、いずれ医師からも転職活動を始めても大丈夫というサインをもらえます。
どんな理由からうつ病になったかによりますが、精神的に負担が軽くなるような職場へ転職すると働きやすいと感じるようです。
今まで急性期で働いていたという方は、
- 回復期リハビリテーション病院
- 病院の外来
- 療養病棟
- 介護老人保健施設 etc
こうしたところへ転職して、精神的負担を軽くして働き続けることができています。
人によって転職先は様々ですが、できるだけあなたがうつ病に至るきっかけになった負担を減らせるような職場へ転職することが復帰への近道です。
思い出すことは辛いことかもしれませんが、あなたが辛いな・・・と感じていたことを一度振り返って考えてみるようにしてくださいね。
一人で転職活動することに不安がある方は、看護師の転職サイトを使ってコンサルタントのサポートを受けましょう。
あなたがどんな職場なら働き続けられるかといったことを一緒に考えてくれたり、さまざまな職場を提案してくれます。
事前に職場の知りたい情報も教えてもらうことができるので、ぜひ活用してみましょう。
看護師の転職サイトもたくさんあってどこを利用していいかのかよく分からないという方のために、
目的別で転職サイトを選べるようにまとめてみました↓