脳神経外科の看護師がつらい…辞めたい!
脳神経外科では、脳に関係した疾患を抱えた患者さんが入院していて、主な疾患は、脳腫瘍、脳炎、くも膜下出血、パーキンソン病、てんかん…といった重度で命に関わるような疾患を扱っている診療科です。
脳神経外科病棟では、どうしても緊急入院が多くなってしまうため忙しくなりがちです。
そんな脳外の急性期で働く看護師が、つらい・・・辞めたい・・・と思う理由はどんなところからなのでしょうか?
勉強範囲が多すぎる
脳外では、モニターの数値を読みながら患者さんの状態を観察したりすることもあり、モニター機器の扱いや数値の読み方に慣れていない場合は、一から覚えなければいけません。
脳疾患についての勉強や、それにあたる看護の勉強だけでも範囲が広いので、常に勉強も必要です。
新しい治療が導入されれば、それについての勉強会や研修も開催され、治療に応じた看護ケアについての学ぶ場もたくさんあります。
脳外で勉強をしてスキルアップをしたいという方には、とても良い環境ですが、そうではない看護師にとっては、プライベートも犠牲にして勉強しなければいけないことになるので大変です。
オペや急変、入退院が多く常に慌ただしい
脳外では、緊急入院やオペ、急変、転棟、入退院など、日々のルーチンの業務に加えて目まぐるしく業務が入ってきます。
これらの業務が多いと必然的に対応に追われることになってしまうため、ルーチンのおむつ交換ができていなかった、介助が追い付かない!という事も出てくるのです。
そのため、常に慌ただしくバタバタしがちになってしまいます。
神経と体力を使う
くも膜下出血や、パーキンソン病、脳疾患の術後の患者さんなど、脳に関わる病気なために意識レベルも低い患者さんも多くコミュニケーションが取りにくい方や、介護が必要な方が多く入院してくるために、どうしても力仕事になってしまいやすいです。
また、病気の症状によっては、少し体交するだけでも神経を使うので通常よりも時間もかかります。
残業が多くて帰りが遅い
オペ対応や入退院がある中で、介護的な要素も必要になってくるのでとても時間がかかります。
患者さんも重度な方が多いことから、急変なども起こりやすく突発的な残業も増えてしまいます。
残業が多いことが特徴で、その分給与自体は高めの設定だったり、残業代がついて多くもらえたりするのですが、プライベートの時間がなかなか取りづらくなってしまいます。
看護助手や介護士が少ないと看護師の負担が大きい
脳外に看護助手や介護士が全くいなかったり少ないと、看護師がおむつ交換やお風呂介助、車いすでの移乗、食事介助のすべてを看護師が担当することになるため負担が大きくなってしまいます。
脳神経外科がつらくて辞めたいならどうする?
脳神経外科で働くことがどうしても辛いなら、まずは他の部署への異動ができないか看護師長に相談してみましょう。
理解のある師長なら、あなたが働いやすいと思えるような落ち着いた部署へ配置転換してくれることもありますよ。
あなたの職場では、異動希望は通りそうでしょうか?
異動ができそうになかったり、他の職場へ転職したいという方には、看護師の転職サイトがオススメです。
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脳神経外科の何が辛いのかということを、正直にコンサルタントに話してみることでより具体的なアドバイスもしてくれるはずです。
転職自体にまだ迷いがある方でも相談可能なので、ぜひ積極的に活用してみてくださいね!
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