看護師は体調不良でも休めない!?体調不良の原因と対処法

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看護師は体調不良でも休めない?原因と対処法

 

体調不良が原因で辛くて辞めたい・・・という思いを抱えていませんか?

 

  • 連日のサービス残業で慢性的な疲労が取れない…
  •  

  • 夜勤の不規則な生活から、自律神経が乱れている…
  •  

  • 職場のストレスで胃痛やめまいが止まらない…

 

特に新人看護師であれば、

  • 職場での緊張から不眠が続いている…
  •  

  • 仕事のプレッシャーからストレスで胃が痛くなる… etc

 

様々な体調不良に悩まされているというような看護師さんもいることでしょう。

 

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看護師さんの退職者のうちの約2割~3割の方は、何かしらの体調不良が原因で退職をしていると言われています。

 

 

最悪の場合には、ちょっとした体調不良をそのままにしていたことによって、うつ病といった心の病気になってしまう人も少なくはなく、休職を余儀なくされているような人もいるほどです。

 

では、看護師は一体何が原因で体調を壊してしまうのでしょうか?

 

 

看護師の体調不良の原因について

 

夜勤による不規則な生活

 

看護師の体調不良の原因の一つには、夜勤のある不規則な生活が第一に挙げられます。

 

夜勤があることによって、自律神経が乱れてしまい体調不良が続くということもよくあります。

 

実際に夜勤のある交代勤務を長く続けていくことによって、発がん性リスクも増えてしまったり、寿命も縮まるとまで言われているほどです。

 

あなたの体調不良が夜勤による自律神経の乱れが原因となっているのであれば、しばらくは日勤だけの仕事に変えてみることだけで体調も良くなる方は多いですよ。

 

 

ストレスのある看護師の仕事が原因

 

看護師は患者の命を預かっているという責任感がある中で、絶対にミスは許されないという状況の中で仕事をしなければいけません。

 

常に緊張感を持って集中しなければいけないことから、ストレスがかかる仕事でもあります。

 

特に、病棟のスタッフの体制が整っていないような職場であれば、誰かに負担がかかってしまい業務過多になることも度々おきます。

 

こうした業務過多によるストレスから、体調を壊してしまうというような人も多いですよ。

 

 

長時間労働による疲れが原因

 

これは働いている勤務先によって変わるところではありますが、月に残業が40時間以上あるような病院もまだまだ多くあります。

 

長時間労働が慢性化している病院では、あまり労働時間が長いことに対しても問題定義さえされません。

 

このような労働環境の中で働き続けていれば、いつかは体調に影響が出てもおかしくはないですよね。

 

 

人間関係によるストレスが原因

 

職場で特定の人物から受けるストレスが原因となり、体調を壊してしまうケースもよくあります。

 

実に看護師が退職する原因の多くは、「人間関係が悪くて辞めたい」というケースが圧倒的に多いです。

 

そもそも、人の悩みの約8割は対人関係による悩みであると言われていることから考えればその点についても納得はできるところでもあります。

 

職場によっては人間関係が悪くて居心地が悪かったり、特定の問題のある看護師から嫌がらせを受けたりといったこともあるようです。

 

 

環境の変化によるストレスが原因

 

それなりの経験のある看護師であっても、異動によって新しい環境へ移った時が一番体調の変化が見られやすいです。

 

新しい環境が必ずしも働きやすい環境があるとは限らず、異動先がこれまで以上に激務な部署ということもよくあります。

 

また、看護師の仕事は新しい科へ移れば、その性質から全く一から学びい直さなければいけないというようなこともストレスとなりやすいです。

 

今まで経験してきたことがほとんど活かすことができないような部署への異動は、たとえベテランの看護師であってもきつい状況となるのです。

 

 

看護師の体調不良になる原因についてあげてみました。

 

こうした夜勤のある不規則な生活に加えて、様々なストレスが重なった時に看護師は体調不良を起こしてしまいやすいです。

 

 

 

看護師は体調不良でも休めない!?

 

もしあなたが何かしらの体調不良で働けないと思うのであれば、とにかく身体を優先して休むべきです。

 

看護師さんの中には真面目な方も多いので、穴を空けるわけにはいけないと無理をして働きに出る人も多いのですが、それを続けることによってさらに状況が悪化してしまうようなこともあるはずです。

 

1日でもいいので欠勤連絡を入れてしっかり休んで回復させることの方が、結果的にメリットの方が大きいでしょう。

 

また、体調不良が長く続いているというような状態なのであれば、看護師長に相談をして、もう少し楽な科へ異動できないか相談したり、有給をもらって休ませてもらうなどの対処をしてもらいましょう。

 

しっかり休んで体調を優先するのが当然ですから、体調不良で無理をしすぎないように気を付けてくださいね。

 

 

しかし、職場によっては看護師が体調不良を訴えても、理解してもらえないといったような職場もあるのが現実です。

 

たとえ高熱があっても、「病院で受診させてあげるから出てきなさい」と上司自ら出勤を命じる場合もあり、こうした職場では、ほとんどのケースで看護師の人手が足りていません。

 

代わりになる看護師がいないから、休まれては困るという思いが先に立ってしまい、たとえ看護師が体調不良を訴えても休ませてもらえないというような事態になってしまうのです。

 

ギリギリの人数で回しているような職場は、その日どう病棟を回すのかしか考えていません。

 

結局、あなたが無理をして働いたことによって体調不良が長引いてしまうということも考えられないという状況なのです。

 

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もし、こうした休みたいのに休めないというような職場なのであれば、もっと看護師の人数がしっかりそろっていて体制ができているような職場に環境を移すことが先決ですよ。

 

そのまま働き続けても、きっとあなたは疲弊していくだけではありませんか?

 

もちろん、我慢して働い続けることができるのであれば、続けていくことにこしたことはありませんが、この先もずっと続けられるでしょうか?

 

いざという時には、誰かが誰かのフォローができる体制がある職場の方が長く働き続けやすいと思いますよ。

 

 

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