新人指導が負担でつらい・・・
30代の看護師ともなると、病院でもそれなりに中堅としての立場として扱われるようになってきます。
ストレートで看護師になった方は、それなりの経験も積んで戦力として捉えられている方も多いでしょう。
中には、新人看護師への指導する立場として役割を担っている方もいるかもしれませんね。
でも、最近ではこの新人指導が負担になって疲れてしまっている30代の看護師さんが最近では目立つようになってきました。
新人指導がつらい理由って?
プライドが高い新人の存在
新人看護師の中には、しっかり真面目に学ぶ人もいれば、そうではない新人もいます。
ミスを指摘しても、自分の非を認めずに、教えてもらっていないことを主張するような新人もいるために、教える立場としてどう扱えばいいのか分からなくて困惑してしまうのです。
学習意欲が低い新人看護師の存在
何度も教えても、手技を覚えられず、指導しても同じミスを繰り返しそうになったり、自己学習もしてこないような新人看護師が増えています。
教えても理解しているのか、していないのか反応が分かりにくかったり、結局、新人の学習意欲が低いことで、何度も確認して教えても身に付かないので、指導する立場である看護師の方がどんどんと疲弊してしまうのです。
強く指導するとつぶれる新人
ミスをすることは患者さんに迷惑がかかったり、最悪な場合には命に関わることもあるので、指導者としては厳しく指導することも時として必要です。
ですが、最近の新人看護師は強く指導することで、すぐに泣いてしまったり、自信を無くしてしまってつぶれていく人も多いので、戸惑うことも多いかもしれません。
挙句の果てには、優しく指導するようにと上からも支持を受けている方もいるかもしれませんね。
厳しくするところと、優しくすることの加減が難しく、悩みを抱えている看護師さんも多いのが実情です。
指導力不足だと評価される
新人がうまく育っていないと、指導する立場の責任とさらえる職場もあるようですね。
いくら教えても覚えてこなかったり、勉強をしてこない新人に対して指導してもなかなか成果は実りません。
しかし、上司に相談はしても指導する能力がないという評価をされてしまい、板挟みの状態でつらい思いをしてしまっている方もいるのです。
辞めていく新人と繰り返される指導
どれだけ新人看護師に指導をしても、やっと育ってきたと思っては辞めていくという人ばかりの繰り返しでなかなか定着してくれないということもよくあります。
そんな状況が続くと、指導している側がどんどんと疲弊してしまい負担となってしまうのです。
30代の新人看護師さんの中には、自分の業務がある中でこうした新人看護師の指導をしていかなければいけません。
中には、理不尽な対応を受けたり、指導者の責任だとされることに納得がいかないことも多く、ストレスとなってしまっているのです。
ただでさえ、自分の業務だけでも負担が大きい中での新人指導は本当につらく、時としてキャパを越えてしまっているような方も見受けられます。
新人指導が自分のキャパを超えていると感じたら…
できない中でもせめて努力を見せてくれたり、一生懸命さが感じられる新人であれば、指導者としても教えがいがあるかもしれませんが、なかなか新人全員がそうとも限りませんよね。
新人指導があまりにも負担になり、自分の業務への支障をきたしたり、ストレスとなって体調にまで現れてきているのであれば、師長に担当の新人の指導から下りるという相談もしてみてもいいでしょう。
そのまま続けて、自分が疲弊してつぶれてしまわないことが一番大切ですから、自分の身体と心と相談してこのまま新人指導を続けていけることができるかどうかを考えてみてくださいね。
新人看護師にどれだけ変わってほしい!と期待しても、本人が気づいて期待通りの変化を起こしてくれるという保証はありません。
むしろ、期待する分だけ自分が疲れてしまうことになるので、無用な期待はせずにこんな新人もいるのかと大きく構えて見守るようにしてみるといいかもしれませんね。
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