お礼奉公に縛られる看護師の解決策!
看護師さんの中には、奨学金を借りていて指定された病院でお礼奉公している方もいることでしょう。
でも、奨学金のお礼奉公中だけどもう辞めたい・・・という看護師さんも中に多いのです。
辞めたいけれどお礼奉公に縛られて辞められない・・・と悩んでいませんか?
経済的な理由から奨学金を借りて看護学校を卒業して、約束した病院に就職し、3年から5年間就職して働き続けることで、奨学金の返済が免除されるお「お礼奉公」をしている看護師の数は年々増えています。
看護学校に通えない学生さんにとってもみればありがたいシステムで、卒業後の進路も決定しているので、安心だという方もいるのですが、
実際に就職してみると、
- 人間関係が良くない職場だった…
- 残業も多くてサービス残業ばかりしている…
- 仕事は激務だった…
- もっと他にやりたいことがあるのに…
といった不満が続出してしまうこともあるのです。
お礼奉公をしている場合は、それでも、3年から5年は働き続けなければいけない契約になっているため、辞めたくても我慢して辞められない・・・という方は多いですよね。
こういった不満がある場合には、部署異動を師長に相談してお願いしてみることが一番の解決策です。
でも、部署異動をお願いしてもなかなか聞いてもらえないということも多いですし、病院全体に不満を持っているという方もいることでしょう。
でも、お礼奉公中に辞めてしまったら、奨学金の一括返済が待っているだけです。
その額なんと、200~400万に及ぶ方もいます。
- そんなに一気に返せない…。
- 貯金もないし、連帯保証人になっている両親に頼ることだってできない…。
というのが当たり前でしょう。
でもこのまま今の病院で3年、5年も我慢して働き続けていくなんて考えられない・・・と悩みに悩んでいるのかもしれませんね。
最終手段としては、病院の中には奨学金の返済を肩代わりしてくれる病院があります。
奨学金の残りのお金を一時的に全額立て替えて、建て替えた分を月々の給与から天引きで少しづつ返済するというような病院と、奨学金の残りを全額病院が負担をして、その後、その病院で一定年数働いてもらえれば、返済はしなくていいという病院があるのです。
あくまでも、奨学金が全額なくなるということではありませんが、辞めたくてもお礼奉公に縛られて辞められない看護師さんにとっては救いの手になることでしょう。
でもほとんどの場合、病院の公式ホームページの看護師募集のお知らせの中には、大々的に公表しているような病院はありません。
どこの病院も借金肩代わりしています!とイメージもあるので大々的にアピールはしたくないですよね。
そのため、インターネットなどで自分で探すだけではこうした情報がなかなか出てこないのが現状です。
看護師の転職サイトで情報をもらおう
奨学金を肩代わりしてくれる病院を探すなら、看護師の転職サイトがオススメです。
転職サイトにもこうした病院の内部の情報を掲載できないことがほとんどなので、できれば、コンサルタントから直接リアルな情報を教えてもらうことが一番です。
ほとんどの場合、コンサルタントがどこの地域にお住まいの方であれば、どこの病院で奨学金を肩代わりしてもらっているというような情報を持っています。
こうした制度を利用できる病院がないか、まずは探してみるといいですよ。