看護師 退職 できない

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どうして看護師は退職させてもらえないのか

多くの看護師さんが退職したくてもさせてもらえない状況に困惑しているようです。

 

師長や看護部長に止められて、なかなか退職させてもらえない。

 

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もう少し頑張ってみたら何か変わるかもしれない!と説得されて、結局、結論を先延ばしにされるなんてことは日常茶飯事です。

 

辞めることについて相談してから、1年以上もかかってようやく辞めることができたなんてこともよく聞きますよ。

 

病院側は、看護師が一人退職すれば、欠員を埋めるために採用をしなければいけません。

 

新しい人を採用すれば、それだけその新しい人に時間と労力をかけて教育もしていかなければいけません。

 

特に離職率が高い病院は、採用するにも一苦労です。

 

なかなか新しく看護師を採用できないため、退職されてもらっては残されたメンバーの負担も増えるので、とにかく退職をしたい看護師を止めたいのです。

 

看護師長や部長は、これまでに何人もの看護師の退職を止めてきているので、相談を持ち掛けては止められるだけです。

 

まだまだ、看護師不足は続いていくのでこの状況は続いていくでしょう。

 

本気で辞めたい看護師はどうすればいい?

 

だからといってつらくて辞めたいと思っている環境で、そのまま働き続けていくことはできるでしょうか?

 

退職を考えるまでに至ったそれなりの理由がある訳ですから、あと半年、1年と頑張るのはなかなか難しいことですよね。

 

続けるのが難しいからこそ、退職を申し出ているのに退職させてもらえない。

 

そのような状況で働いているとモチベーションも上がらないですし、もしかすると、心身ともに疲弊してしまうこともあるかもしれないので注意が必要です。

看護師の退職の仕方

 

では、実際に本気で退職を考えている看護師さんは、どのように退職すればいいのかについて、まずは、法律的な面から考えてみましょう。

 

基本的に、民法上では14日前には退職を申し出ていれば有効としています。

 

これは、口頭での申し出、文書での申し出どちらでもかまいません。

 

一般的には、退職届けを出す形で退職するのがマナーとされているので、もめずに退職したいのであれば、退職届けも持参して渡しましょう。

 

看護師長や部長の中には、病院の就業規定を持ち出しては、退職を止めることもありますが民法を上回ることはできません。

 

たとえ、病院規則で3カ月前、や年度末の退職でしか認めていないというように明記されていたとしても、本人が退職を申し出れば14後には退職は可能です。

 

労働者側を病院の就業規定で拘束することはできないのです。

 

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あくまで、これは就業規定にのっとった病院側からのお願いのようなものだと捉えてもらえれば分かりやすいでしょう。

 

病院では、こうした法律上の規定があるにも関わらず、半年、1年と先延ばしにしたり、退職自体を拒んだりといったことが起きています。

 

こうした現状は、管理職の人たちがこうした法律をもともと知らずに止めているか、あるいは、知っているけれど退職を申し出てくる看護師さんたちが知らないものとして止めているかのどちらかです。

 

もしいま退職を考えているのであれば、基本的には1カ月くらい前には申し出て、後腐れなく円満退職する形が望ましいですが、それでも退職を阻止されるのであれば、自分にも職業の選択の自由があるということを伝え退職届けを渡せばよいでしょう。

 

退職の相談にいくのではなく、自分の中で退職を決めたのであれば退職の意志を伝えにいくつもりでいきましょう。

転職と退職のタイミングは?

 

退職を考えている看護師さんの中には、転職と退職のタイミングをどうすればいいの?と悩んでいる方もいることでしょう。

 

もちろん看護師さんそれぞれで、先に退職をしてしまってから転職活動を始めるタイプの方もいれば、働きながら転職活動をスタートさせる人もいます。

 

割合で言えば、半々くらいにはなってきます。

 

もちろん働きながらでも転職活動をすることは可能なので、その場合は、次の転職先の目途がついた時点での退職の申し出で問題ありません。

 

もし、自分の中で退職の意思が固いのであれば、早いうちに申し出ていてもいいかもしれませんが、次の転職先が決まっている方が安心して退職はできますよね。

 

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退職後、次の転職先で働く前に、一カ月ほどの長期の休みを取って海外に旅行に出かけたりといった計画を立てる方も多いですね。

 

せっかくなので、退職と転職の間で思いっきり羽を伸ばしてみるのもいいでしょう。

 

充分なリフレッシュは次の転職先での十分なエネルギーチャージにつながるはずですよ!

 

 

 

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