看護師の試用期間中の退職ってアリ！？次の転職は不利になる？
試用期間中だけど早々に退職を考えている人もいるかもしれませんね。
試用期間中に辞めたいほどですから、よほど耐え難い問題が職場にあったのではないでしょうか？
看護師として病院やクリニックなどの医療機関に就職が決まると、約３カ月～６カ月の試用期間が設けられていますが、この間に辞めてしまう看護師さんも実は多いんですよ。
そもそも試用期間ってどういうもの？
この試用期間は、雇用側の医療機関と雇われ側の看護師とのお見合いのようなお試し期間になります。
雇用側の医療機関が、この試用期間中に採用した看護師がその職場で働く適正な能力があるかどうかを判断します。
試用期間終了後には、試用期間中の看護師の勤務態度や仕事ぶりを見て何も問題がなければ、正式に正職員として採用するといった流れが通常です。
一方の採用された看護師にとっても、この試用期間中で就職した医療機関の良し悪しを判断することができる期間になります。
試用期間終了後には、本当にそのまま働き続けていくことができるような環境があるのかどうかということを判断することになります。
でも、この試用期間中に辞める看護師も実は非常に多くなっています。
試用期間中に看護師が退職してしまう理由って？
- 労働条件が聞いていたことと違った
- 職場環境が悪い
- 教育体制が不十分
- 人間関係に問題がある etc
こうした様々な理由から納得ができずに試用期間中でも退職するケースは多々あります。
あなたが試用期間中に退職を考えるほどの理由にはどのようなものがあるのでしょうか？
試用期間中に退職を考えるほどですから、よほど納得ができないことが職場にあったという方がほとんどです。
あなたの問題や悩みは、同じ病院内での異動で解決できるようなことではないでしょうか？
もし、今のまま働き続けていてもあなたが抱える悩みや問題が解決できるようなものでないのであれば、試用期間中でも退職を考える必要性も出てきますよね。
もちろん、試用期間はもともと雇用側と雇用される側の双方のための期間ですから、あなた自身が判断して続けていけないと思ったのであれば退職することも可能です。
でも、試用期間で短期に辞めてしまうことで気になるのが次の転職先ですよね。
試用期間中の退職は次の転職で不利になるの？
看護師が試用期間で退職してしまったことで、次の転職で必ずしも不利になるとは限りません。
看護師は今でも引く手あまたな状態なので、よほどの条件をつけない限りは次の転職先も比較的容易に決まります。
今までに試用期間中に退職した看護師さんの転職サポートも何度もしてきましたが、転職先が決まらなくて・・・という方は一人もいませんでした。
看護師さんの中には、職歴自体に傷がついてしまう・・・と懸念される方もいるのですが、３カ月以内の退職は職歴としてはみなされず書く義務はありません。
ただし、次の転職先には、面接時には伝えておくほうが無難です。
雇用保険などの手続きなどで結局は分かってしまうことになるので、履歴書に書かなかった場合でも面接時に伝えておくようにしましょう。
自分で伝えにくい・・・という方は、事前に転職サイトのコンサルタントに間に入ってもらって話を付けておいてもらうということもできますよ。
医療業界の中には、退職者が多く出るようないわゆるブラック病院と呼ばれるような職場もあります。
試用期間という短い間で辞めてしまった場合でも、比較的、受け止めてもらえることもが多くなりますよ。
試用期間中に退職したいならどうする？
看護師が試用期間中に退職を考えている場合には、勢いですぐに辞めてしまうのではなくて、事前に本当にあなたに合った転職先があるかどうか探してから退職する方がスムーズです。
もちろん、あなたがどうしても耐えられないような環境で働いているのであれば、すぐに退職することも選択肢の一つですが、事前に次の働き口を見つけておけば自分自身にとっても気持ちの面では安心材料になりますよね。
次こそは、腰を据えて働けるような職場を探したいという方は、転職サイトを使って職場を探してみるようにしましょう。
今回の失敗がどういったところが原因だったのかを客観的に分析してもらったり、あなたが本当に働き続けられるような職場を紹介してもらえます。
事前に次の転職先に早期退職に至ったことについても、コンサルタントに話を付けておいてもらうこともできますよ。
転職にはギャップはつきものではありますが、できるだけギャップのないような転職のためにも転職サポートを付けておきましょう。