院内託児所か保育園かどちらがいいの？
子どものいる看護師さんの中には、育児と仕事を両立させたい！と望んでいる方は多いでしょう。
でも、院内にある託児所に預けるのか、外部の保育園に預けるのかどうちらがいいの？と悩むところではありますよね。
子供にも良くて自分たち家族にとっても安心なのは、院内託児所？
それとも、保育園？
院内託児所と保育園の違いやそれぞれのメリット・デメリット理解しておきましょう。
院内託児所のメリット・デメリット
院内託児所のメリット
子どもの送り迎えが楽
院内託児所は、病院内、あるいは病院のすぐ近くに施設があり、出勤前に子供を預けたらすぐに仕事に行けることがメリットです。
職場と子どもとの距離が近いことで、仕事が終わったらすぐに会える嬉しさもやりがいにつながります。
また、業務が終われば迎えにいって一緒に帰ることができますよね。
融通が利く
また、子供が急に熱を出しても預かってもらえたり、ケガをした場合でも、すぐに駆けつけることができるのは院内託児所です。
また、多少の残業があっても預かってみてもらえているので安心です。
保育園よりも利用料が安い
院内託児所では、保育園よりも利用料が安く設定されています。
病院によっては無料で利用できるところから、月１万～３万円ほどで利用が可能です。
施設や子供の年齢によって異なるので、それぞれの詳しい内容を事前に確認しておきまｈそう。
夜勤でも預けることができるところもある
施設によっては２４時間運営しているところもあるため、夜勤も入ってしっかりと働きたい看護師さんでも働くことができます。
院内託児所のデメリット
子どもを連れて通勤が危ない
車ではなく、電車やバスなどの交通機関を使って通勤をする時に、朝の通勤ラッシュで満員電車のことは都会ではよくあることです。
ラッシュの電車に子供を連れて通勤することで、危険な目にあってしまうこともあるのです。
施設が小さい
院内託児所は保育園に比べて敷地や面積も狭いところが多く、広々としていて園庭もある保育園に比べれば、伸び伸び遊ばせるということができないかもしれません。
親同士で気を遣うことがある
同じ職場の親が院内託児所を利用しているので、子供を通して家庭の事情が知れ渡ってしまったり、子ども同士のケンカから親同士が気まづくなってしまうということも起こりえます。
残業させられる
時間の融通がきくからといって、残業をさせられることがあります。
いつまでも残業させられては、子供もかわいそうですよね。
保育園のメリット・デメリット
保育園に預けるメリット
家からの距離が近い
仕事が休みの日であれば、家からの距離が近いので預けやすくなります。
施設が充実している
保育園は敷地も広々としていて、園庭もあるので、外でのびのび遊ばせることもできますよ。
年齢別のクラスで分けられている
託児所では様々な年齢のお子さんが一度に預けられていますが、保育園では年齢でクラスが分かれてくるのでご近所のお友達も作ることができやすくなります。
幼稚園バスなどの迎えがあると楽
家の近くに幼稚園バスが来てくれて、乗せるだけの場合はとても楽だそうです。託児所のように一緒に朝の電車に乗らなくていいので、危険も少ないですね。
保育園に預けるデメリット
保育園料が託児所より高い
預け先によって異なりますが、一般的に保育園の方が利用料が高くなる傾向にあります。
月に１～６万円くらいになってくるので、金額が高い保育園だと家計にも負担になります。
子どもの熱で職場に迷惑をかけることも
保育園では子どもが急に熱を出せば、早退をしてでも迎えに行かなければいけません。
職場に理解がなかったり、両親が近くに住んでいなかったりすれば、なかなか迎えに行くこと一苦労です。
時間に厳しい
お迎えの時間までに仕事を終えなければいけないというプレッシャーがあるので、残業もなかなかしづらくなります。
子育てと両立して働きたいなら？
保育園と院内託児所に預けるメリット・デメリットの両方を見てきました。
仕事を優先に打ち込みたいということであれば、院内託児所がある病院の方が安心だとは思いますが、両親などが周りに住んでいる方なら保育園でも仕事は続けることはできるでしょう。
どちらを選択するかは、看護師さんの状況に応じてデメリットも理解したうえで選択するといいですよね。
中には、普段は家の近くの保育園に預けて、保育園の休みの日に仕事が入っている時だけ、院内託児所を利用しているというどちらのメリットも活かして働くママさんナースもいたりもしますよ。
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