知っておきたい！適応障害になった新卒看護師の復帰の現実
新卒の看護師は適応障害になりやすいと言われています。
学校生活から一気に環境が変わり、看護師の業務の過酷さからストレスで適応障害になってしまう新卒看護師さんが少なくありません。
毎年、必ずといって誰かが適応障害になってしまい、休職をせざる負えなくなっているという現実もあります。
だからいま、もしあなたが適応障害と診断されて辛い思いをしているなら、苦しんでいるのは決して一人ではないということを理解してくださいね。
いきなり環境が変わって、人によっては職場の人間関係が耐えがたいものだったり、業務の過酷さや、必要以上の厳しい指導といった様々な理由から、ストレスを抱えてしまいます。
適応障害を患うと、憂鬱な気分や不安が続いたり、ふとした瞬間に涙があふれたりと神経がどうしても過敏に反応してしまいます。
こうした症状が出て、適応障害と診断されたなら今は十分に身体を休めるということに専念してくださいね。
私は元転職サイトのコンサルタントを長年してきたので、その間に新卒で入職した病院で適応障害になってしまった看護師さんもたくさん見てきました。
でも、1つだけ幸いなのは、うつ病とは異なって適応障害の看護師さんの場合は、ストレスになった職場を離れることで改善されることがほとんどです。
うつ病はどうしても症状が長引いたり、繰り返したりとしてしまいがちですが、適応障害の場合においては、原因がはっきりしているということがありますから、そういう意味ではストレスから離れることさえできれば問題はないのです。
適応障害の看護師の復帰の仕方
また、適応障害で休職中の看護師さんの多くは、今の職場に復帰するのか、あるいは、別のところへ再就職するのかということを悩まれる方が多いですよね。
もしかしたら、あなたも今の職場に復帰をすれば同じことを繰り返してしまうかもしれない…とか、今さら転職をしてもまた新たなストレスを受けてしまうかもしれないし、環境を変えるのも大変だ…と悩んでいるのかもしれませんね。
今の職場に復帰をするのか、転職をして職場を変えるのかは、ストレスの原因となったモトになっていたものが何かによって判断されるといいですよ。
例えば、原因がある特定の人物であるとするならば、その人から離れれば改善されます。
そのため、同じ職場に復帰をするにも、その人がいない別の部署に異動することができるのかということを、まずは師長に確認しておくことがベストです。
でも、部署を変えたからといって、その特定の人物に同じ職場内であれば会う可能性は高いので、それでも自分は耐えられるのかということも考えなければいけません。
適応障害は繰り返す？復帰の現実
一番いけないのは、どんな原因であっても、もともと配属された同じ部署に戻るということです。
適応障害でしばらく休職して元気になったからといって、同じ部署に戻ったことで適応障害を繰り返してしまった方をたくさん見ることがありました。
せっかく元気になったのに、また同じようにストレスを抱え込んで再発を繰り返してしまうことがあるのです。
きっと、頭の中で辛かった出来事を忘れていない…というのがあるのでしょう。
だから、可能な限り異動をさせてもらうように師長に相談して、掛け合ってみてくださいね。
理解のある看護師長であれば、あなたに合った復帰する場所を用意してくれることでしょう。
あなたの職場では、異動希望は通りそうでしょうか？
どうしても異動希望が通らない場合には、転職サイトでのコンサルタント相談がオススメです。
コンサルタントを付けての転職であれば、あなたが抱えている悩みが解決できるような職場を一緒に探してもらうことが可能です。
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